jupyter notebookでPyTorch C++ APIを試してみる

jupyter notebookでC++を動かすカーネルであるxeus-clingとPyTorchのC++ APIであるlibtorchを利用して,jupyter notebook上でPyTorchをC++から使ってみる.

準備

LibTorchのインストール

はじめに,PyTorchのC++ APIであるLibTorchをインストールしておく.

下記の公式ページから,Languageの部分をC++にしてダウンロードする.

pytorch.org

ダウンロードしたファイルは展開して好きな場所においておく.

xeus-clingのインストール

jupyter notebookでC++を動かすためにxeus-clingをインストールしておく.

基本的にはREADMEの通りやればインストールできる.

github.com

dependenciesが足りない場合は適宜インストールする.

インストールが完了すると,jupyter notebookの新規ノートブック作成の際にC++を選択できるようになっている.

試す

  • 以下のようにPyTorch C++ APIをjupyter notebook上で動かすことができた
  • 一番上のセルでlibtorchを指定して読み込んでいる
    • #pragma cling add_include_pathでlibtorchのインクルードディレクトリを指定
    • #pragma cling add_library_pathでlibtorchのライブラリパスを指定
    • #pragma cling load("libtorch")でlibtorchを読み込み

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